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セーラー 長原幸夫 匠技シリーズ

プロフェッショナルギアスリム銀

細美研ぎ
(さいびとぎ)

偏光パールレッド

定価¥20,000(+消費税)

こちらの商品は販売終了いたしました。

現在、メーカーさんにて、生産能力を上回る受注残が発生しており、
なかなか入荷しない激レア万年筆です!

あの細美研ぎ万年筆が手頃価格&スマートデザイン新登場!
セーラー 新・細美研ぎ万年筆 新発売!  究極の超極細 !セーラー新・細美研ぎ万年筆
セーラーの名工 長原幸夫氏が腕を振るった14金ロジューム仕上げの細美研ぎ!

超極細を極めたあのセーラー細美研ぎが新しくなりました!新・細美研ぎ万年筆として、プロフェッショナルギアスリム細美研ぎ万年筆が新発売! 本格的な仕様ながら初心者にも扱いやすいプロギアスリムをベースとすることで、低価格を実現! 14金ペン先と程よいサイズのボディーが奏功して使い勝手も向上しました! セーラーのペン職人、長原幸夫氏が顕微鏡と投影機を用いて研ぎ出す新・細美研ぎ万年筆、これはお買い得です! セーラーさんでも常に製作している製品では無く時期や売れ行きを見てある程度数量を限定しての生産&出荷となります。特殊ペン先の為、供給が不安定なレアモデルでもありますので、是非お試し下さい!!

より細く、より美しい文字を・・・極細を超えた超極細、セーラー細美研ぎ万年筆がそんなユーザーの思いに応えます。 ご存知の様に、欧文をメインとする海外では往々にして中字や太字と言った太目の筆跡(字幅)が好まれます。それに対し、日本では漢字やひらがなと言った、構造、運筆共に複雑な文字を筆記します。 例えば、同じ横罫線の大学ノートにアルファベット文字、日本文字を書くところを想像してください・・・太い字幅の筆記具では、日本の文字は細部がつぶれて読みづらいものになってしまいます。 その為、日本では昔から極細や細字を中心とした細字系のペン先が要求され、メーカーもそれに応えて技術を磨き、発展して来た歴史が有ります。

細い字幅のペン先は、日本文字をより美しく繊細に表現してくれますが、その分、文字に誤魔化しがききにくく、字の上手い下手がはっきり現れやすい側面が有ります。極細は使う人にそれなりの鍛錬も必要ですし、逆に鍛錬の成果が現れやすいペン種でもあります。ペン習字で用いる万年筆(デスクペン)は極細ペン先(EFニブ)が多く用いられますが、そんな事情も影響しているのです。 しかし、「私は字が下手だから・・・」とか言って過度に恐れる必要は有りません!万年筆では有りませんが、例えば、パイロット社から発売されている極細ゲルインキボールペン、ハイテックC。これはそれまでに類を見ない0.3ミリ超極細ボールペンとして発売されましたが、1本¥200(税別)と言う価格ながら(当時¥100級が主流だった)、大人から子供まで空前の大ヒットなり、今ではすっかり市民権を得ています。文具店でハイテックCを買うとき、「私は字が下手だから・・・」とか、いちいち考えているでしょうか? より細く、より繊細に・・・と言う願望は多くの日本人に無意識の内に備わっていて、極細で書いた文字を「綺麗だな!」とか「すっきりしてるな!」とか思ってしまうものなんです。多分(笑)。


新・細美研ぎのペン先。紙に触れる部分が極限まで極細に!  細美研ぎと極細を比較したところ。
これが新細美研ぎのペン先! 紙に接する部分が鋭く研ぎ上げられています。
写真右は極細ペン先と細美研ぎペン先の筆跡比較(紙はライフ原稿用紙C173A

細美研ぎペン先の先端(紙に接する部分)は何と、幅0.1ミリ以下! 極限の細さまで研ぎ上げられたペン先はセーラー自慢のペン芯(インクをペン先まで誘導する大切な部品)と組み合わせることにより、殆ど筆圧をかけずにペンの重みだけで繊細な文字が書けます。 上の写真右は細美研ぎとセーラーの極細ペン先の筆跡を比較したところ。極細ペン先でもかなり細いのですが、細美研ぎは一段と細く、漢字の細かい部分もつぶれずシャープな線が特徴です。 細美研ぎの筆跡は超極細ボールペンとして有名なパイロットのハイテックC0.28や0.3に近いものです(実際の使用環境、使用条件により筆跡は変化しますのでご了承下さい)。 手帳やノートに細かい文字を書くのに最適です。 

書き味、書き心地については、流石にここまでの超極細ですので当然ながらザラつきます(きっぱり!)。一般的な万年筆の滑らかさは有りませんが、極細字の場合はペン先の滑りが良過ぎても使い辛いものですので、しっかりと紙面を捉えてくれ、安心感があります。この辺りの使用感については人によりお好みが激しく分かれるところかも知れません。普段、太字系の滑らかな万年筆を中心にお使いの方は細美研ぎの使用感に驚かれると思いますが、普通の細字や極細ともまた違い、細美研ぎ独特の使用感です。 万年筆はペン先が細くなればなるほど紙と接する部分の面積が狭くなり、そこに集中する筆圧も増大しますので、当然ながら摩擦感が増すのです。

一つご自身で確認していただきたいのが、筆圧です。筆圧が同じ場合、ペン先が小さく細くなればなるほど、ペンポイントに掛かる力は集中し増大します。また超極細のペンポイントが紙の繊維を拾いやすくなります。 細美研ぎ万年筆は筆圧をかけないで書くことが大前提です。 自分では筆圧が抜けている、筆圧が軽いほうだ、と思っていても、超極細の細美研ぎ万年筆ではまだまだ筆圧が強すぎる場合が多いです。 セーラーの万年筆職人、長原幸夫氏が1本1本作り上げ、筆圧無しでもペン先が紙面に触れるだけでインクが出る様に調整されていますので、是非リラックスして軽い力で書いてみて下さい。 それだけでも随分と細美研ぎの書き心地がアップしますよ!少なくとも「ザラつき」と感じていたものが「抑揚」だと感じられるはずです。 どんなに気をつけていても状況によってはどうしても多少のザラつきは残ります。しかし、ペン先(ペンポイント)を紙に押し当てて字を書くのではなく、紙の上にインクを置いていく感じ・・・ちょっと分かりにくい表現ですが、そっとペンポイントが紙に触れただけで自然とインクが紙に吸い込まれていく、のっていく・・・そんな感覚が身に付けば、筆圧と言うのはそれを補助する程度で十分だということが分かるはずです。そうすれば使いこなしも楽になるはずです。

万年筆にはそのペン先の字幅に応じた最適な筆圧や筆記速度、文字サイズと言うのもがあります。これはペンによっても様々ですが、概ね字幅が細くなればなるほど筆圧は軽く、筆記速度は遅くするのが良いと言われています。 極細ペン先で書く時に、中字や太字の時と同じ様な筆圧、速度で書いてはいけないのです。 万年筆は強い筆圧で書くとスリットが開いてしまい、インクの流量が増大し、字が太くなったりします。また、スリットが開いて左右のペンポイントが開いたり、ずれたりることでペンポイントのエッジ(切割りを入れた部分)が紙に引っ掛かりやすくなり、書き味が低下する場合があるからです。 これは細美研ぎに限ったことでは無く、全ての万年筆に通じることですが、細美研ぎは色々な意味で極端なキャラクターが売り(笑)の商品ですから、これら万年筆のペン先で起こっている様々な現象がより顕著に現れるのです。 細美研ぎを上手く使える様になれば、上手く筆圧を抜いて書ける様になったと言えますし、これは他の万年筆を使う場合にも大きなメリットになるでしょう。 細美研ぎでも、書く文字の大きさや筆圧、用途が適切であれば、実用上の不快感は無いはずです。


ペンの自重だけでインクが出ます。これが細美研ぎの命!  ペンの自重だけでインクが出ます。
この様に、調整された細美研ぎは、筆圧をかけず、ペンの自重のみでもインクが出ます。

よく、細字や中字のペン先で試筆する時と同じ大きさの文字(やグルグル)、筆圧、筆速で、細美研ぎを試筆して、ボロクソに非難する人がおられますが(汗)、そもそもそうした比較の仕方に間違いがあり、ペン先の字幅(ペン種)は元々、「用途」から生まれたものであり、その用途を想定した試筆を行ってこそ真価がはかれると言うものです。 だから、この細美研ぎで試筆する時は、グルグル曲線試筆や、試筆用紙の大きさにつられて適当な文字サイズで書くのは絶対NG! 手帳やノートに普段書き込む小さな文字を書いて欲しいですね。便箋などで少し大きめの文字を書くときはそれなりの適した筆速(ゆっくりと)書くことが大事です。 確かに、激しくユーザーを選ぶ一本であり、好みの分かれる製品であることは否めません。 しかし、「細美研ぎの用途」が必要無い人の場合、わざわざ細美研ぎの様な極端な万年筆を購入される必要も無い訳ですし、自分が気に入らないからと言って悪く言うのは良く無いことですね。事実、細美研ぎには熱心なファンもおられるのですから。 ユーザーを選ぶ万年筆には違いありません。

ルックスの良さも新・細美研ぎの魅力!
美しい、偏光パールレッドのカラーリング!  ロジウム仕上げの14金ペン先がスマート!
偏光パールレッドと言うユニークなカラーリングは男女問わずお薦め!

万年筆のペン先製作、調整は非常に緻密な作業であり、特にペンポイントの小さな極細や細字は作業が難しく、より繊細な作業と、高い技術力を要求されます。 細美研ぎは極細よりも更に細い超極細! セーラーさんでは通常の万年筆のペン先はおよそ3つの工程を経て作り出されますが、この細美研ぎペン先は全11工程を必要とし、顕微鏡、投影機を用いてペン先の状態を細かく確認しながら作業が進められます。 しかもこの細美研ぎを作れるのは現在のところセーラーの中でも細美研ぎの生みの親である、長原幸夫氏ただ一人。 万年筆は作るのに手間も時間もかかる筆記具ですが、細美研ぎの万年筆は特に大変で、それゆえ作れる本数も限られてしまいます。 定価¥20,000(+消費税)の商品とは思えないほどの手間ひま、コストをかけた万年筆であり、生産本数から考えると希少性も高い逸品なのです。

従来、細美研ぎペン先を持つ万年筆としては、プロフィット21細美研ぎ(当時定価¥3万円・現在生産終了)しか選択肢が無く、ベースとなったプロフィット21万年筆は良く出来たセーラーの看板モデルですが、黒1色で軸色の選択肢が無かったことや、大きく太い堂々とした外観が特徴の万年筆でしたので、超極細ペン先という細美研ぎのキャラクターに、ルックス面や使用感がマッチしているのか?と言う意見が寄せられていました。 また、細美研ぎを欲しがるユーザー層としては少なからず女性ユーザーがおられることや、買ってみたいけど、価格の点で思いきれなかった、という人もおられました。

今回、若年層や女性ユーザーに人気のプロフェッショナルギアスリム(プロギア・スリム)万年筆をベースとし、1本2万円と言うお求め安い価格で細美研ぎが発売されたことは、販売店としても大いに評価しているところです(ちょっと驚き)。 ペン先の形状はプロフィット21の21金ペン先からプロギア・スリムの14金ペン先になり、金の純度や大きさから見れば貴金属的な魅力は低下したかも知れませんが、より弾力性の強い14金ニブとなったことで、むしろ細美研ぎとして実用上のメリットがアップしている印象です。 プロギアスリム細美研ぎ万年筆のペン先は、筆圧によるスリット開きや、くい違いを防止する意図で強力なバネ(弾力)を持たせたハード調ながら、長原氏の手により、筆圧をかけずにペンの重みだけでインクが紙にのってくれる様に調整されているので、筆記時は余分な力を抜いて軽い筆圧で書くことができるのです。 本来は「筆圧厳禁!」の細美研ぎですが、軽い筆圧で書くのに不慣れな方が使っても、14金ニブの強力なバネが奏功し、不用意にスリットが開きにくく、ズレを生じにくいと言うメリットが有るのです。細美研ぎだからと言ってビクビクせず、リラックスして付き合うことが出来ます。 ペン先だけでなく、コンパクトになったボディーも好印象。男女共に違和感無く手にフィットする太さの軸と、適度な重量感・・・細美研ぎペン先の性能を十分に活かしています。

細美研ぎ オマケ(笑)
 ペン先クリーニングツール(サーチャー)が付属します。
写真・右:ペン先クリーニングツールが付属します。

細美研ぎは尖った鋭利なペンポイント故、紙の繊維や紙粉がペン先に溜まることが有り、またそれが通常の万年筆よりも大きく性能に影響(悪化)しますので、そのクリーニング用に特殊なツール(非売品)が添付されています。正直、そんなたいそうな代物では有りません(汗)。薄い金属板が先端に取り付けられただけのアイデアツールですが、セーラーさんの気の良さ(笑)を感じます。 要はペン先の切り割りにクリーニングツールの金属板を通してスリットに溜まったゴミを取り除くものですので、必ずこれが必要と言う訳では有りませんが、必要に応じてお使い下さい。

こんなオプションも一緒にいかがですか?

写真 商品名 価格 説明
セーラーインクカートリッジ ジェントルインク セーラー
インクカートリッジ
(黒・赤・青・BB)

1箱 12本入り
定価¥400
(+消費税)
スタンダードなセーラーの
インクカートリッジです。
黒、青、ブルーブラック、
赤の色がございます。
写真は黒インクの箱です。
セーラー極黒インクカートリッジ セーラー
極黒インクカートリッジ
(顔料系ブラック)

1箱12本入り
定価¥600
(+消費税)
耐水性、耐光性に優れた
顔料系のブラックインク。
筆跡が水に流れず、滲みや
裏抜けも少ないのが特徴。
カートリッジタイプです。
セーラーインク吸入コンバーター一般用 セーラー
インク吸入コンバーター
(一般用)
定価¥500
(+消費税)
プロギアスリム万年筆に
取り付けてインク吸入式
として使えるコンバーター。
ペンを水洗いする時にも
便利です。
セーラー極黒インク セーラー
極黒ボトルインク
(顔料系ブラック)
リザーバー付

50ml入り
定価¥2,000
(+消費税)
耐水性、耐光性に優れた
顔料系のブラックインク。
筆跡が水に流れず、滲みや
裏抜けも少ないのが特徴。
ボトルタイプです。
セーラー青墨インク セーラー
青墨ボトルインク
(顔料ブルーブラック)
リザーバー付

50ml入り
定価¥2,000
(+消費税)
耐水性、耐光性に優れた
顔料ブルーブラックインク。
筆跡が水に流れず、滲みや
裏抜けも少ないのが特徴。
ボトルタイプです。


セーラー プロギアスリム細美研ぎ年筆の仕様
・定価:¥20,000(+消費税)
・ペン先:14金(ロジウム仕上げ)
・ペン種:細美研ぎ
・ボディカラー:偏光パールレッド
・付属品:インクカートリッジ(黒)2本、取扱い説明書、ギフトボックス

2017年2月2日更新


セーラー プロフェッショナルギアスリム細美研ぎ
(偏光パールレッド)の通販について

スミ利文具店では、プロフェッショナルギアスリム細美研ぎ万年筆の通販にも対応しております こちらの商品は販売終了いたしました。 (その他、スミ利文具店取扱いのその他製品もあわせてお見積り可能です)。 お支払方法は、郵便振替または銀行振込による先払いか、郵便局の代金引換とさせていただいております。 販売価格等、詳しくはご注文予定の商品名、数量、お名前、ご住所(都道府県名)、お電話番号をお知らせいただければ、折り返し商品代(販売価格)や送料を計算してメールにてお知らせいたします。 尚、セーラー細美研ぎ万年筆は品薄商品の為、メーカー欠品が多発する商品ですので、当店在庫状況やメーカー生産状況によりお届けにお時間を要する場合もございます。先ずは在庫状況等、お気軽にお問い合わせ下さい。

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