www.sumi-ri.com
パイロット 芯自動繰り出しシャープ
0.5mm オートマチック
S30(エスサーティ)
ブラック・ディープレッド・ダークブラウン・ブラウン
定価:各¥3,000(+消費税)
大人気の木軸シャープに自動繰り出し機能を搭載!
只今、売り切れ中です
(2024年7月23日更新)
パイロット社自慢の自動繰り出し式シャープがSシリーズの最高峰として新発売!
大人気の木軸製図用シャープS20のシルエットに、自動繰り出し機構を搭載!
コムプライト(樹脂含侵カバ材)製のボディは、ブラック、ディープレッド、ダークブラウン、ブラウンの4色展開!
※左の写真に写っている製品は、店頭での試筆用の為、クリップに赤いラベルが貼り付けられています。
木軸シャープペンシルとして高い人気を誇るS20(エストゥエンティ)のシルエットに、シャープ芯の自動繰り出し機構を搭載した「S30(エスサーティ)」が新発売となり、スミ利文具店でも大好評です!
自動繰り出しシャープペンとは?
ノックをしなくても、筆記時にペン先が紙面に触れたり離れたりを繰り返すことで、減った分の芯を自動的に繰り出してくれるのが自動繰り出し式シャープペンシルです。
通常のシャープペンなら紙と触れ合うことの無いペン先(口金の先端)を常に紙に触れさせることで、センサーの役割を持たせ、その状況(芯の摩耗量)に応じて芯を繰り出してくれます。 筆記時、紙に触れたペン先は芯の摩耗と共に僅かに沈み込み、紙から離れることで内臓されたバネの力で元の状態に戻ろうとします。この力を利用して、減った分だけの芯を繰り出しているのです。
こう聞くだけで、かなりの精密技術が必要なことはお分かりいただけるかと思いますが、その歴史は意外に古く、パイロット社から1983年に「オートマック」として発売されています。 当初の自動繰り出しは、筆記時の芯の自動繰り出しのみならず、芯を1本使い切ったら、次の芯も自動装填される「フルオートマチックエンドレス方式」という、今考えても驚きの機能が盛り込まれていました。 その分お値段も高価でしたし(確か当時の定価が5,000円)、あまりに繊細なペン先を保護する為、シャープペンなのに、キャップが装着されているという、超変わり種でした(笑)。 そのメカメカしいギミックでマニア垂涎の商品でしたが、これもご想像通りかと思いますが、あまりに難易度の高いギミックを搭載した為、誰でも簡単に使いこなせるタイプの製品では無く、万一の芯折れ、芯詰まりトラブルを解消するにも、それなりの知識と経験が必要であり、ユーザーに使いこなしを要求する、超マニアックな製品でした。 また、常にペン先(口金の先端パイプ)を紙に引き摺りながら書く為、書き味も独特で、ユーザーの好みが分かれたのも事実です。
そんな自動繰り出しのシャープペン「オートマック」ですが、多少の扱い辛さ、書き味の癖は有っても、一度書き始めるとノック不要で連続して筆記できる利便性と快適性から、根強いファンを生んだのもまた事実。 そして、シャープ芯を先端パイプから露出させずに、完全に覆った状態で書く為、芯折れに強いというメリットまで持っていました。 ところが、究極のギミックとして世界に誇ったパイロットの自動繰り出しシャープのブランド「オートマック」も、2003年のカタログ掲載を最後にとうとう廃番に・・・。
その後、長らく「オートマック」ブランドはラインアップから消えたままになっていましたが、パイロット社内では研究と開発が継続されており、ペン先の先端パイプ形状の工夫により書き味を向上させる目途が立ち、日常の使い勝手や芯詰まりトラブルの解消を優先した「ダブルノック・セミオートマチック式」として、2011年秋に晴れてオートマックが復活! 発売以来、コアなシャープペンシルファンの支持を集め、製図用シャープにも似た精悍なルックスから、スミ利でも幅広いお客様からご好評をいただきました。
ところが・・・そんな新生オートマックもここ数年はオレンズ・ネロ(ぺんてる)など、他社から発売された後発の自動繰り出しシャープがSNSでの話題作りに成功してヒット商品となる中、「元祖!自動繰り出しシャープ」としての存在感を十分に発揮できない状況が続いていました。 「オートマック」は長年のブランドだけに、文具ファンからすれば自動繰り出しシャープの象徴的な存在として認知されていましたが、昨今の中高生を初めとする若い世代には「オートマック」ブランドが上手く周知出来ていなかった印象です。 そこで、シャープペンのヘビーユーザーが多い中高生や、オートマックを知らない若い世代にも幅広く受け入れられる製品として刷新されたのが今回ご紹介する「S30(エスサーティ)」という訳です。
近年、中高生を始めとする若い世代でも、本物志向、高級志向の高まりから、より高精度で耐久性に優れる製図用シャープに注目が集まっていました。 この中で、パイロット社の製図用シャープS20(エストゥエンティ)は、製図用らしからぬスタイリッシュなデザインと手に馴染む木製ボディを持つ高級品として人気を博し、独特の地位を築いていました。 そのS20のボディラインに、オートマック譲りの自動繰り出し機構を搭載すれば・・・鬼に金棒!人気が出ない筈が無い!! という構図です(笑)。 ある意味、力技、パイロットさんだから出来る非常に贅沢な1本なのです!
パイロットの芯自動繰り出しシャープが人気のSシリーズとしてリニューアル!
一見すると、芯が出ていない様に見えますが、この状態から筆記ができます。
ガイドパイプが紙面に触れて沈み込むことにより文字が書けます。
自動繰り出しの仕組みを写真でご説明・・・
分かりにくいですがS30の自動繰り出しをちょっと実験。 写真左からご覧ください。
→
→
芯が出ていない状態から、ガイドパイプを爪で押し下げ、離すと芯が繰り出されます
写真では分かりにくいかも知れませんが、上の写真を左から順にご覧ください。 先ず、何もしない状態ではガイドパイプの先端には殆ど芯が露出していないことが分かります。 その状態からガイドパイプに爪を引っ掛けて押し下げていきます。ガイドパイプがめり込んだ分、芯だけが取り残されて露出しているのが中央の写真です。 最後に爪を離すと、バネ仕掛けで元の位置に戻ったガイドパイプの先端から芯が露出しているのが分かります。 つまり、ガイドパイプが押し下げられた分だけ芯が繰り出されたことを示しています。 これは実験的に爪で行いましたので、ガイドパイプのめり込み量も芯の繰り出し量も大きくなっていますが、実際の筆記ではガイドパイプが紙に触れて押し下げられる僅かな動きに反応して、芯を繰り出す力が蓄えられ、紙からペン先を離した瞬間に必要な長さの芯が自動的に繰り出される繊細な仕組みになっています。 念のために申し上げると、S30(エスサーティ)では基本的にガイドパイプから芯が殆ど露出しない状態で筆記しますので、写真左の何もしない状態でもそのまま筆記可能です。 もし、通常のシャープの様にガイドパイプから1〜2ミリ芯を露出させて書きたい場合は下の写真の様に自動繰り出し機能に頼らず、ご自身でノックを操作して芯を調整していただければOKです(※勿論、この状態では自動繰り出し機構は動作しませんので悪しからず)。
自動ではなく、ノックを使えば芯を長めに出して使うこともできます。
勿論、この状態(ガイドパイプが紙に触れない状態)では
自動繰り出し機能は動作しませんのでご了承ください。
細かい部分にも工夫が!
傷めやすいペン先のガイドパイプはペン先を紙面や机に押し当てながらノック操作を行うことで収納することが可能!
携帯時にペン先を破損させる心配が無く、大変便利な機能です。
主要メカ部分には堅牢かつ高精度な金属製を採用! 耐久性も抜群です。
S30は、独特の自動繰り出し機構を備えたシャープペンですが、日常の筆記で快適にお使い頂ける様、様々な工夫や配慮が施されています。 ペン先(ガイドパイプ)を紙に触れさせて書く為、余計な引っ掛かりやザラつきを感じにくい滑らかなガイドパイプもその一つですが、精密な機構を傷めない為に、ペンの先端(ガイドパイプ)を収納できる構造となっています。 使用後や携帯時は、ペン先を机に軽く押し当てながらノック操作を行うことで、ペン先を収納できます。使い始める時は、1回だけ深くノック操作を行うことで、ガイドパイプがとび出し、筆記可能な状態にセットされます。
また、シャープペンの心臓部と呼べる、芯の送り出し機構(メカニズム)ですが、こちらもチャックやクラッチ等に高精度で信頼性の高い金属製が採用されており、優れた耐久性を実現しています。
木製パーツの美しさが素晴らしい!
耐久性に優れた樹脂含侵カバ材(コムプライト)を採用! 手に馴染む木の味わいが魅力です!!
S20譲りの曲線が美しい木製ボディ!
S30ではノックノブまで木製パーツを採用! クオリティの高さが自慢です!!
そして、やはりS30の大きな魅力となっているのが、木製ボディです! これは樹脂含侵カバ材(コムプライト)と呼ばれるもので、厚さ0.7mmに薄くスライスしたカバ材にフェノール樹脂を染み込ませながら圧力釜で密厚加工したもの。 これにより、筆記具として中身をくり抜いた細い筒状に加工しても安定した強度と耐久性を発揮します。 勿論、木の自然な手触りはそのままで、使い込むことにより徐々に自然な光沢を帯びるのも大きな魅力です。 S30では、ブラック、ディープレット、ダークブラウン、ブラウンの4色の軸色が用意されていますので、お好みによってお選びいただけます。 是非、お気に入りの1本を見つけて下さい!
※軸素材(樹脂含浸カバ材・コムプライト)について
パイロット社からS20等の木軸筆記具が発売された当初、カタログでは素材を「コムプライト」と表記しておりましたが、現在は「樹脂含浸カバ材」とする様に改められております。 これは、素材が「コムプライト」から「樹脂含浸カバ材」に変更されたのでは無く、「コムプライト」という名称が株式会社ニタックスの商標であり、一般のお客様にはそれがどんな物なのか想像しにくい、という意見があり、分かりやすくする為にあえて「樹脂含浸カバ材」と表記を改めた経緯がございます。 素材としては引き続き「コムプライト」が使われておりますので、ご了承くださいませ。※パイロット社が「コムプライト」という素材を仕入れ、それを筆記具の軸に仕上げて商品化しております。
※樹脂含浸カバ材(コムプライト)のニオイについて
あまり気にされる方は少ないのですが、時々お問い合わせをいただきます。 S30は、ご購入後間もない内は、独特のニオイが発生する場合がございます。 軸素材のコムプライトに用いられている原材料の内、着色剤は無臭性で、フェノール樹脂も硬化すると無臭性の為、ニオイの原因は木材(カバ材)に由来するものと推測されます。こうしたニオイは恒久的に出続ける訳では無く、しばらくお使いいただく内に消えるそうですので、一先ずご安心下さいませ。
※樹脂含浸カバ材(コムプライト)の安全性について
コムプライト材の安全性については、素材供給元でのMSDS(安全性データシート)により、皮膚腐食性、皮膚刺激性共に認められず、害が無いことが確認されております。 また、学校などで給食用としてコムプライトを用いたお箸が採用されており、日本食品分析センターによって無害であることが認められているそうです(お箸については他社製品の為、パイロット社とは無関係ですのでご了承くださいませ)。 以上の点から、筆記具として通常ご利用いただく上での安全性については、特に問題が無いとの認識ですが、基本的に大人向けの高級筆記具としてラインアップされていることから、お子様などがお口に入れたり舐めたりすることまでは想定されておりませんので、ご了承をお願いいたします。
ブラック(B) | ディープレッド(DR) | ダークブラウン(DBN) | ブラウン(BN) |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
売り切れ中 入荷未定 |
売り切れ中 入荷未定 |
売り切れ中 入荷未定 |
売り切れ中 入荷未定 |
定価 ¥3,300 (税込) |
定価 ¥3,300 (税込) |
定価 ¥3,300 (税込) |
定価 ¥3,300 (税込) |
S30シャープペンシルのオプション製品
シャープ芯ネオックス グラファイト 0.5mm |
替え消しゴム HERFS-10 |
写真 準備中 | ![]() |
仕様 ・芯径0.5mm ・40本入り ・硬度(10種):4H、3H、2H、 H、FHB、B、2B、3B、4B |
仕様 ・5個入り ・クリーニングピン (0.3mm、0.5mm各1本) |
¥220(税込) | ¥110(税込) |
パイロット S30 シャープペンシルの仕様
・定価:¥3,300(消費税10%込)
・鞘、軸:コムプライト(樹脂含侵カバ材)
・芯径:0.5ミリ
・品番:HPS−3SK−色(B・DR・DBN・BN)
・付属品:取り扱い説明書
※こちらの製品は専用の紙製パッケージ入りとなります。
パイロット S30(エスサーティ)の通販について
スミ利文具店では、S30(エスサーティ)シャープペンシルを、定形外郵便、レターパック、ゆうパック等で1本からでも地方発送しており、大変ご好評いただいております(スミ利取り扱いの他の商品もあわせてお見積もり可能です)。 お支払方法は、郵便振替による先払いか、郵便局の代金引換(代引きの場合は定形外郵便かゆうパックでの発送になります)とさせていただいております。 送料はご注文の数量等によっても変動しますので、詳しくは、ご注文予定の商品名(軸色)、数量と、お名前、ご住所(都道府県名)と、お電話番号をお知らせいただければ、折り返し商品代(販売価格)や送料を計算してメールにてお知らせいたしますので、その上でご検討いただければと思います。 お気軽にご相談くださいませ!
通販のお問い合わせ
在庫状況、販売価格等、通信販売のお問合せはこちらまで!
※必ず、ご希望の商品名と個数、お名前、ご住所、ご連絡先をご明記下さい。
ご質問等が有る場合もこちらからメールお願いいたします。
スミ利文具店
Sorry, we do not accept the order from outside of Japan. We do not deliver
our items abroad.